これからのオフィスの在り方について考えました。

earthcampus株式会社は2022年1月に
オフィスを元淳風小学校1年い組に移転することとなりました。

昨今の新型コロナウイルス感染症の広がりによって”企業の働き方”が今一度見直され、テレワークやオンラインミーティングなどがこの2年で当たり前のものとなっています。

直接対面しなくても仕事ができる中、なぜ”オフィス”が必要なのか。
私たちは”オフィス”の在り方、立ち位置をもう一度向き合ってみました。

従来のオフィス

従来の私たちのオフィスの捉え方は、いわゆる事務所(事務的な作業場)です。

今となってはどこでも事務的な作業を進められる環境が整い、オフィスにかかる家賃が無駄でいずれ必要のない居場所となっていくと感じていました。

ではこれからの私たちのオフィスに求められる役割はなんなのか。

これからの私たちのオフィス “creator HUB”

弊社の新しいオフィス、私たちは

“creator HUB”(クリエイターハブ)と名づけることにしました。

“creator HUB” が担う大きな役割は3つ。

  1. テレワークでは味わえない体験ができる場所
  2. テレワーク以上に集中できる環境
  3. 感度を高められる空間

1.テレワークでは味わえない体験ができる場所

小学校という誰もが通ってきた空間。

あの頃の思い出やあの頃の感情を思い出すと、テレワークでは生み出せない感情が生まれます。

「なぜこの仕事をしているのか」

「本当にやりたい事は何なのか」

初心に立ち帰ることができる場所であると同時に、
これからの明るい想像がふくらむ白いオフィスをデザインしました。

2.テレワーク以上に集中できる環境

弊社スタッフの自宅それぞれにPC・ディスプレイ・その他必需品を支給し、テレワークできる環境はそこそこ充実していました。全国にスタッフがいましたので、自然とそうなっていったのかもしれません。

“わざわざオフィスに行く“ということは、移動時間も交通費もかかり効率の悪いこと。
しかし、自宅には仕事と関係のないモノや人との関わりがたくさんあり、真に仕事に集中することができません。

そこで用意したのが精神と時の部屋(earthのかまくら)

半個室の一人部屋で、机の高さも自由に調整可能。椅子がある部屋、マットレスを設置している部屋があり、立ちながらでも、寝転びながらでも、座っても、さまざまな姿勢で仕事を集中的にこなせる環境を作りました。

無駄なモノは一切排除した精神と時の部屋、わざわざ時間とお金をかけてでも利用する価値があります。

3.感度を高められる空間

今回のオフィス移転で1番大切な想いです。

“人の五感を研ぎ澄まし、コミュニティが自然と生まれる空間”を創りたいと考えました。

コロナの影響でテレワークが主流になり、ある種とても働きやすいように時代は変化したと感じています。

しかしそれに伴って、人に会わなくても仕事ができるようになってしまったことも事実です。

  • 人との交流で得られる緊張や感動
  • オフィスまでの道中で見る景色や季節の変化

など、今まで感じる機会が多かったものに対する感度が、この2年で低下しているのではないかと思うようになりました。例えるならば「感情の運動不足」のようなものです。

運動不足であるならば、それを補うトレーニングジムのような場所が必要だと思い、感度を高められる場所作りを意識して設営いたしました。

元淳風小学校の建物から感じる魅力に加え、クリエイティブなイメージの白一面レイアウト、子どもの頃に戻ったようなワクワクを感じられることだと思います。

また、あえて会議室や会議机を用意せず、大学のキャンパスの階段で話してるかのように教室内に階段を設置。
社外の方とも自由な交流がしやすい空間でどんどん感度を高め、クリエイティブな仕事を生み出していきたいと思っています。

「世の中に常識を創る」

弊社が目指す企業像は「世の中に常識を創る」企業。

テレワークが一般化し、オフィスの在り方をもう一度見直した我々は
この “creator HUB” で新しいオフィスの常識を創り、
その先にお客様や関係企業様と共に一段階上のプロダクトを育てていく覚悟で取り組んで参ります。

是非一度 “creator HUB” 遊びにいらしていただければ幸いです。

by りょーすけ

淳風bizQ(元京都市立淳風小学校)内

earthcampus株式会社 本社 “creator HUB”

住所:京都市下京区柿本町609番地1 元淳風小学校1年い組 

アクセス:市バス「島原口」すぐ、JR「丹波口」徒歩 12 分