ビジネスを、アートに。

りょーすけです。

灼熱の京都は、昼間に外を出歩けない程、暑いです。昼間に公園で遊んだりする夏休みはもうなくなってしまうのかなと、色々考えさせられます。環境問題を夏は感じますね。

さて、今回は弊社の理念である、

「ビジネス、をアートに。」

というコトバと向き合いその意味を明確にしていきたいと思います。

ビジネスにおける矛盾

まず、ビジネスにおける一番の目的は何だと思いますか?

僕はその正解は「利益を上げること」だと考えています。

当たり前ですが多くの企業は5年後も10年後も、そしてできることなら100年後も生き残りたいと考えています。そして、生き残るために「時代の流れ」や「需要」に合わせてサービスの形や企業の在り方を変化していくのが常です。長く存続している企業のサービスが10年前と現在とでまるで別の企業のような変化をしていることも珍しいことではありません。

一方で、世の中には「自らの形を変えることなく存続することができる企業」が存在していることも事実です。

例えば、

勿論、彼らは生き残り為に時代の流れに合わせて柔軟に「働き方」などの枝葉を変化させていますが「軸」となるサービスを変化させることはないんですよね。

そしてお客様から求められ続けられています。

これは、彼らのサービスがビジネスを超えて「文化」として定着したと言えると僕は考えているんです。

彼らに共通していることは多くの企業が行っている時代や需要に応じてサービスの軸・内容を変えるという手法ではなく、コツコツと積み重ねた実績とサービスの質で自らの「在り方」を変えることなく継続的な需要を生み出していることにあります。

言い換えると、自らの形を変えながら「追う」ビジネスから、その「在り方」で「追われる」存在に到達したということです。

私たちは変容することでビジネスの存続はできるかもしれません。でも、短期的な利益を追い求めることで失っているビジネスのチャンスや市場価値、そして「長期的な在り方」があること認識すべきだと考えているんです。

生き残るために「変容」することが長期的には企業の成長や価値を落としている可能性があるということなんです。

「ビジネス」を「アート」にするということ

有難いことに現在私たちは本当に多くのご依頼を日本各地から頂くようになりました。

サービスを提供させていただく中で、私たちが大切にしていることは「お客様が永続的な価値を獲得できる」ようなサービスを提供させていただくということです。

伊豆下田漁港 早朝の様子

勿論、私たちは会社存続のための短期的な売り上げを獲得するための1軸目となるビジネスアイデアを一緒になって考えます。一方で、2軸目としてご依頼していただいた企業様が需要や市場に変容しない長期的な価値を作ることができるための戦略を立てることが私たちの役割であると考えています。

私たちはクライアント様が「変わらなくてもよい」存在、つまりビジネスを超越した「文化」のレベルまで到達させることがビジネスをアートにするというこだと考えているのです。

「永続的な価値」=「自分たちらしさ」を作り上げるためには

永続的な価値を作り上げていくためには、お客様の現状をカスタマーの視点から客観的に分析し、差別化のポイントや向かうべき方向性、ペルソナの設定などを長期的なビジョンの基で計画を立てる必要があります。そんなビジネスを超越した価値を作り上げていくアート活動をしてくためには、お客様との関係性を良いこと、悪いことを率直に言いあえる円熟の夫婦なようなパートナーとしての関係を構築する必要があります。パートナーとして丁寧に関係を構築することで「お客様らしさ」が見えてくると考えているのです。