中国で日常的に使うアプリ5つ

こんにちは、EarthCampusでインターンをしている扇谷優香です。

私は現在休学中の大学4年生です。大学では中国語を専攻しており、三年次には北京へ1年間留学をしました。留学で感じたことは、中国のITがものすごく進んでいるということ。街で胡弓を引いている盲目のおじいさんでさえ、投げ銭はQRコード決済でした。

もちろん日常生活でスマホは欠かせません。どこのお店にもレンタルモバイルバッテリーが置いてありました。充電が切れてしまうと、お金を払う手段が無くなりますからね。

そんな中国で生活する上で、よく使ったアプリを5つランキングでご紹介していきます!

No.5 公共交通機関のアプリ

まずは移動に使うものです。こちらは日本のSuica(スイカ)と同じように、Apple Payと連携して使うものと、改札でQRコードを読み取るアプリの2パターンがあります。

私は北京でしたので、北京一卡通(ペキンイーカートン)と亿通行(億交通)というアプリを使っていました。

日本と違う部分は改札口にQRを読み込む機能がついているところです。携帯アプリでQRを開き、かざすとどの駅から乗ったか記録されます。↓

NO.4 DiDi

DiDi(ディーディー)は最近日本でも浸透してきたタクシー配車アプリです。中国では移動にタクシーは欠かせません。料金もとても安いです。

中国では自家用車を使って、申請が通れば誰でもタクシードライバーになれます。

運転手の顔写真と評価が表示される為、セキュリテー管理に力を入れているなという印象でした。評価が高くなると、ドライバーのランクがアップし、料金も高くなります。

より良いサービスを求める人の為に、高級車、優秀ドライバーなどオプションもありました。

何度か優秀ドライバーの車に乗りましたが、民度が急に上がる感じでした。笑

一般を選択した場合は、ドライバーにかなりアタリ、ハズレがあります。

旅行に言った際も必須です。

NO.3 Taobao

中国一のオンラインモール「タオバオ」。ジャック・マーが創立したアリババグループの代表サービスです。

タオバオの中にユニクロ、ZARAやH&Mといった各ブランドページがあり、フォローすることで商品情報も届きます。

各ブランドのECサイトがタオバオ一つで見れるという感じです。

お店の展開は大きなブランドのみではなく、個人で経営しているセレクトショップまで様々。

中でもお気に入りの便利機能は、欲しいものの画像を読み込んで、それに似た商品を提案してくれるものです。欲しいものと似たデザインのものが安く買えたり、すぐに手に入るという点でとっても便利でした!!この機能欲しい!

さらにAIが自分の好みの商品を察知してどんどんおすすめしてくるので、永遠に見てしまいます。笑 一日中タオバオを漁っていたなんて、よくあることでした。

最近はテレビショッピングのオンライン版「直播」というものが浸透しています。ライブ配信で商品を紹介し、その場で購入できるというものです。

また商品購入履歴から、物流状態を地図で確認することができます。どこかで止まっていたら、すぐ問い合わせたりお知らせがきたりします。商品が迷子になりやすい中国だから物流を可視化することで、信頼を得ていますね。

NO.2 アリペイ

アリペイはウィーチャットペイと争う、中国2大オンライン決済アプリです。

元元アリペイは、タオバオの公式決済方法として生まれたものでした。

ウィーチャットペイにはより多くの個人情報やチャット履歴があり、ウィーチャットペイを使って支払うのはセキュリティ面で不安だという意見があり、

外部やネットでの買い物は主にアリペイを使っていました。

NO.1 ウィーチャット

1位はウィーチャットです。中国版LINEといったもので、人とのコミュニケーションに欠かせません。

中国ではビデオ通話やボイスメッセージもよく使われます。

友達や家族という身内だけにSNS投稿する傾向があり、タイムラインが活発に使われます。

ウィーチャットペイは主に割り勘や、中国の文化である赤袋というお年玉やお小遣いを送るときに使われます。ここがアリペイとの差別点です。

割り勘機能は合計金額と割り勘する人を選択すると、自動で料金を計算し、相手に請求が届きます。

企業の公式アカウントはミニプログラムというところに分けられ、ホームページのようなサイトに飛び、割引クーポンやお知らせを見ることができます。

公式アカウントとプライベートトークが混ざらないので、とても見やすかったです。ミニプログラムの精度もなかなか高く、ミニプログラムからテイクアウト注文もできます。

以上、中国で生活する上で必要なアプリ5つでした!!中国の生活とアプリについて理解が深まれば幸いです!