インターネットが発達した現代では、自店舗のウェブサイトを作って集客をするということが当たり前になっています。
クオリティの高いウェブサイトにするために、ウェブサイトを有料のサービスを使って時間をかけて作る方も多いです。
しかし、そのウェブサイトで集客ができるかどうかは別問題です。
そこでこの記事では、費用と時間をかけてウェブサイトを作る前に考えておくべきことについて紹介します。
1.ゼロから集客手段を洗い出す
まず、集客のためにウェブサイトが本当に必要なのかをゼロから考えることが大切です。
集客手段は何もインターネットだけではありません。全て検討し直すべきです。
- 地元の人だけに来て欲しいのか、遠く離れた人にも来て欲しいのか
- 通販できるように事業を進めたいのか
- 年代や性別のターゲットは
など検討を進めていきましょう。
そして、目的や予算に見合った手段を選択して実行していきましょう。
大きく分けて集客は2種類に分かれます。
- 新規顧客の開拓
- リピーター増加
この2つに分けて検討していきます。
2.新規顧客の開拓のための手段
- 看板、のぼりなどの作成、掲示
- Googleマイビジネスなど無料サービスへの登録
- 既存客からの紹介や口コミ
- チラシ、クーポンなどを店外で配布
- SNS運営(Twitter、Instagram)
- ポスター掲載、折り込みチラシ
- プレスリリース、新聞、雑誌、などへの取材依頼
- インターネット広告(SNS広告、Google広告など)
- ホットペッパー、ぐるなび、食べログなどへの有料登録
- 費用をかけたウェブサイト作成
- 新聞、雑誌、地域情報紙への広告
- 公共交通機関(バス、電車など)への広告
- ラジオ、テレビCM
かかる時間、手間、費用が大きくなる順番に書いています。
全ての新規開拓手段を比べた時に、ウェブサイトを有料で作るよりもカンタンかつ費用のかからないことは案外たくさんあるということに気づきます。
3.リピーター増加のための手段
- SNS運営(LINE@、Facebook)
- クーポン配布
- ダイレクトメールの送付
- ポイントカード、会員証など
一度店舗のことを知ってもらった人にもう一度来てもらう施策は実は新規開拓と比べて手間や費用はかからないものが多いです。
しかもリピーターはウェブサイトを使うことはほとんどないのです。お店の最新の情報が簡単にわかるSNSを使うのが普通です。
4.ネットでの集客は目的から意識して客観的に考えるべし
極端な話、ネット集客を考えなくても集客は可能です。
「自分が大好きなお店を知ったキッカケは何だったか」
「ウェブサイトで集客がうまくいっているお店はどういう目的でウェブサイトを運用しているか」
これらを分析しても良いでしょう。
いきなり目的を持たずに漠然とした状態でウェブサイトを作ることは避けて考えていきましょう。